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受遺者は遺産分割協議の対象?

本日、相続に関する法務の研修を受けてきました。
遺贈に関する説明がとても勉強になりました。

遺贈」とは、遺言によって財産を他人に与えることであり、この財産を受け取る人を「受遺者」と呼びます。
遺贈には、遺産の全部又は一定割合を与える「包括遺贈」と特定の財産を与える「特定遺贈」があります。
例)包括=遺産の5分の1をXに与える。特定=自動車をXに与える。

包括遺贈を受けた受遺者は、相続人と同一の権利を有するものとされ、遺産分割協議の当事者になります。
一方、特定遺贈を受けた受遺者は、相続人の遺留分を侵害する問題がない状況であれば、遺産分割協議の当事者にはなりません。つまり、遺産分割協議の成立を待つことなく、遺贈を受けた特定の財産をすぐに取得することができます。
 

計算書類、計算書類等、計算関係書類、財務諸表

「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」第一条によれば、「財務諸表」は、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及びキャッシュ・フロー計算書を意味しています。

「計算書類」と「財務諸表」とはどう違うのでしょうか?

計算書類」は会社法に定められている用語であり、いわゆる財務諸表の類を会社法の世界では「計算書類」と呼びます。
概念は似ていますが、一点大きな違いがあります。
財務諸表に含まれている「キャッシュ・フロー計算書」が、計算書類には含まれていないのです。

「計算書類」に似た言葉で、「計算書類等」や「計算関係書類」などがありますが、これらの違いも整理してみましょう。
具体的には下表をご覧ください。
 
計算書類等 事業報告
事業報告の附属明細書
計算関係書類 ※ 計算書類 貸借対照表
損益計算書
株主資本等変動計算書
注記表
計算書類の附属明細書
※ 成立の日における貸借対照表、臨時計算書類、連結計算書類も含まれますが、本表では除外して記載しています。

概念としては「計算書類等」が一番広く、
計算書類等 > 計算関係書類 > 計算書類
となっています。

 

法人実効税率

平成27年度税制改正大綱が1月に閣議決定され、ほぼ決定となっております。
法人税・法人事業税等の税率改正が実施されます。

平成27年4月1日以後に開始する事業年度より、法人税率は23.9%となります(現行は25.5%)。

法人実効税率(標準税率)は以下のようになります。
現行 34.62%
平成27年度 32.11%
平成28年度 31.33%

 

税効果会計に適用される税率

監査を受けるような会社や上場を目指している会社では、税効果会計を適用しているものと思います。
税効果会計に適用される税率とは何でしょうか?

結論からいいますと、「回収又は支払が行われると見込まれる期の税率」ということになります。(税効果会計基準 第二 二2)
つまり、一時差異等が解消されると予想される期間の税率を使用します。

これには理由があります。
税効果会計に対する考え方は大別して、「資産負債法」と「繰延法」に分類され、我が国は現状「資産負債法」を採用しています。
資産負債法は、差異が解消する期間(将来)の法人税等の支払額に対する影響を、現在の貸借対照表に反映しようとする考え方です。
一方の繰延法は、差異が発生した期間(現在)の法人税等の額を税引前当期利益に対応させるために調整する考え方です。

まとめると、以下のようになります。
資産負債法 差異が解消する時に税額を増加又は減少させる効果がある繰延税金資産(負債)を計上する。適用税率は、差異が解消する期間の税率。
繰延法 差異が発生した年度に、当該差異に対する税金負担額(軽減額)を計上する。適用税率は、差異が発生した期間の税率。


税効果会計基準
http://www.fsa.go.jp/p_mof/singikai/kaikei/tosin/1a918b.htm

平成27年度税制改正(法人課税)

東京税理士会の研修に参加し、平成27年度税制改正(法人課税)について勉強してまいりました。
主な内容は以下のとおりです。

<法人税関係>
法人税等の税率改正
欠損金の繰越控除制度の見直し
受取配当金の益金不算入制度の見直し
試験研究費の税額控除の見直し
所得拡大促進税制の改正
地方拠点強化税制の創設
特定資産の買換え特例の見直し
貸倒引当金の特例における基準年度の更新
<消費税関係>
国境を越えた役務提供に対する消費税課税の見直し

消費税に関する改正は、納税義務を転嫁する興味深い改正です。
後日、それぞれの改正について記載していきたいと思います。
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